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学術界サバイバル術入門 — 学術誌の編集方針改定に対処する①
学術誌の編集方針は時とともに改定され、論文著者に求められることも変化します。第1回では、Nature および複数の関連誌が2016年9月に義務付けた「データ利用可能性ステートメント」の目的と、対処方法について説明します。
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奈良墨に着目した高大連携チーム、煤生成の通説を覆す発見
地域の特産品である「奈良墨」への興味から、煤(すす)の生成過程について調べ、煤生成の通説を覆す発見をした、奈良県立奈良高等学校の廉明徳さんと久米祥子さん。京都大学の学生たちとの「高大連携」プロジェクトではあるものの、研究テーマの決定から実験、論文執筆、査読付き国際誌上での発表までやり遂げた2人と、指導に当たった同校の仲野純章教諭に、研究成果と高大連携について聞いた。
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「Smut Clyde」が 研究不正を告発する理由
Smut Clydeの名で研究不正を告発してきた心理学者David Bimlerに、この活動をするに至った理由と、膨大な科学論文の中から不正論文を探す方法について聞いた。
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欧州の大胆な研究評価構想を支援しよう
現行の研究評価の実施でもたらされたゆがんだ影響に抗うため、これまでに数多くの取り組みがなされてきた。最新の取り組みは、成功しそうに思われる。
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研究による危害を許さない
シュプリンガー・ネイチャーの編集者は被験者を要する研究に限らず、ヒト集団に関連する全ての研究において、研究により危害が及ぶ潜在的な可能性を検討するよう、論文著者に要請します。
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学術界サバイバル術入門 — OA出版②:助成金受給の要件としてのOA
OA出版は、研究論文を誰でも自由に閲覧できる状態にする出版方式で、人々に利益をもたらし、研究のインパクトにも影響を与え得るものです。今回は、助成金配分機関がそれを義務付けるようになった経緯と現状をお話しします。
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巨大テック企業のAI言語モデルにオープンソースモデルが挑戦状
このほど発表された大規模言語モデル「BLOOM」は、機械学習システムが訓練に使った文章を通して人のバイアスを受け継ぐという問題の解決を目指している。
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データを共有すると言いながら共有していない研究者たち
論文上でデータ共有の意思を示しながら、実際には共有しない研究者は多い。その理由として、データ共有に関するインフォームド・コンセントや倫理的承認を得ていないことや、データの紛失などが挙げられている。
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研究に性差分析を強く求めます
Nature および一部のNature 関連誌への投稿論文では、研究デザインにおいて性別やジェンダーをどのように考慮したか、詳しく報告いただくことになりました。
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言語生成AIは科学をいかに変え得るか
新興技術ガバナンスの専門家であるミシガン大学(米国アナーバー)のShobita Parthasarathyに話を聞いた。
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NIHが生まれ変わるための4つの提案
生物医学分野において、世界最大の研究資金配分機関である米国の国立衛生研究所(NIH)。その長官ポストが12年ぶりに空席となっている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックで直面した問題を手掛かりに、研究者たちがその改革案を示す。
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脳スキャンに基づく研究結果の多くは信頼性不足
脳画像の特徴を認知能力などの形質と関連付ける研究は、規模が小さ過ぎて信頼性が低い可能性がある。
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著作権侵害訴訟でResearchGateに打撃
出版社が学術ネットワークサイトResearchGateを訴えていた裁判で、ドイツの地方裁判所は、ResearchGateはユーザーがアップロードする論文に対して責任を負うとする判決を下した。
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激震、NIHが助成金受給者にデータ共有を要請
科学者たちは、NIHの方針は生物医学研究の新たな標準となるとみているが、その段取りや公平性については疑問を感じている。
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学術界サバイバル術入門 — 助成金を申請する⑤:申請書を仕上げる
ここまで、研究提案の練り方と申請書への書き方について説明してきました。今回は「助成金を申請する」シリーズの最終回です。申請書を完成させましょう!