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  • 反水素原子の分光測定に成功

    物理学者の離れ業により、反物質原子による光の吸収が初めて測定され、基礎物理学の前提となっている理論が検証された。

    2017年2月号

  • がん細胞は脂肪を利用して転移する

    がん細胞の弱点が分かったかもしれない。マウスでの研究で、転移するがん細胞は脂肪をエネルギー源として利用している可能性が示されたのだ。

    2017年2月号

  • 薬の臨床試験報告書を公開

    欧州医薬品庁は、製薬会社が提出した臨床試験報告書をオンラインで公開し始めた。

    2017年1月号

  • CRISPRに対する懸念

    英国のナフィールド生命倫理評議会が、遺伝子編集の影響に関する予備報告書を公表した。

    2017年1月号

  • マウス尾から卵を作る培養系確立

    この画期的な技術を用いれば、人工的にヒトの卵を作製できる可能性があり、今後を見据えた議論が必要である。

    2017年1月号

  • 容疑が晴れたHIVペイシェント・ゼロ

    HIVが米国に入った時期がこのたび明らかになった。それにより、これまで広く信じられていた「北米のエイズの流行は1人の男性によって引き起こされた」という根拠のない伝説が覆された。

    2017年1月号

  • 生きた細胞内でケイ素と炭素が初めて結合!

    生物は豊富にあるケイ素を利用しない。このたび、ケイ素と化学結合を形成して体内の生化学経路に取り込むことのできる酵素が見いだされた。さらに、ほんの数カ所の変異を加えたところ、人工触媒をしのぐ効率でケイ素–炭素結合を形成した。

    2017年1月号

  • 10カ月間飛び続けられるアマツバメ

    ヨーロッパアマツバメは渡りの間の99%を空で過ごすことが明らかになった。中には10カ月間飛び続けたものもいたという。

    2017年1月号

  • 脊髄損傷サルに歩行を取り戻させた装置

    歩行時の脚の動きに関する脳の信号を無線で下部脊椎に送信することで、脊髄を損傷したサルが再び歩けるようになった。

    2017年1月号

  • U87細胞株をめぐる謎

    脳腫瘍研究で一般的なある細胞株のDNAプロファイルは、その起源とされる50年前の腫瘍のDNAプロファイルと一致しないことが明らかになった。

    2016年12月号

  • 人類の米大陸進出ルートはカナダ回廊でなく沿岸

    現生人類の米大陸移住は、カナダ回廊を経由したと考えられていたが、この場所が居住可能になったのは、米大陸に人類が移住してずいぶん経ってからのことだと分かった。

    2016年12月号

  • 3D印刷で「ルーシー」の死因を探る

    アウストラロピテクス「ルーシー」の化石骨の3Dスキャンデータが公開された。データを公開した研究チームは、死因の検証に役立てられることを期待している。

    2016年12月号

  • 「がんムーンショット」計画達成への10項目を発表

    米国のがん撲滅計画で目指すべき研究目標について、諮問委員会の作業部会が勧告としてまとめた。その内容は免疫療法から診断法まで幅広い。

    2016年12月号

  • キリンは4種に分類される?

    最新の遺伝子解析の結果から、キリン保護のための新たな道筋が見えてきそうだ。

    2016年12月号

  • 11億個の星の地図を公開

    欧州宇宙機関のガイア計画が銀河系の星の地図データを初めて公表した。

    2016年12月号

  • 「オートファジー」の解明にノーベル医学・生理学賞

    細胞の重要なリサイクル機構の研究を大きく進展させた大隅良典が、ノーベル医学・生理学賞を単独受賞した。

    2016年12月号

  • 2次元エキゾチック材料の理論にノーベル物理学賞

    トポロジーの概念で奇妙な現象を説明した3人の理論家に贈られる。

    2016年12月号

  • サルの「石器」が投げかける疑問

    ブラジルに生息するオマキザルの一種には石を打ち割る習性があり、その結果生じる石の破片は、旧石器時代の人類が作った剥片石器によく似ていることが報告された。これは、考古学における石器の解釈にまさに一石を投じる発見かもしれない。

    2016年12月号

  • ノーベル化学賞はナノマシンに

    分子マシンの3人のパイオニアにノーベル化学賞が贈られる。

    2016年12月号

  • 現代人の免疫応答を左右するネアンデルタールDNA

    欧州系集団とアフリカ系集団の免疫細胞を比較した2つの研究から、これらの集団間に見られる、感染に対する免疫応答の強さや自己免疫疾患への罹患リスクの違いが、ネアンデルタール人由来のDNAの有無によって説明できる可能性が示された。

    2016年12月号