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Nature Reviews Chemistry
Nature Reviews Chemistry cover

Table of Contents: 2017年1月号

カバーストーリー: 分子1個を操作する

原子間力顕微鏡法を用いれば、原子分解能で1個1個の分子の操作やキャラクタリゼーションが可能になる。例えば、9,10-ジブロモアントラセンを、臭素原子と、10員環と6員環の縮合環種に分割することができる。結合の切断ばかりでなく結合の形成も可能であり、そうしたプロセスを制御することによって、新しいさまざまな中間体や生成物を生成させたり研究したりすることが可能になる。

See Pavliček and Gross 1, 16014 (2017)
Image: Niko Pavliček Design: Rachael Tremlett

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Nature Reviews Chemistry

今月号の目次

Editorial | 11 January 2017

化学の粋を集めるNature Reviews Chemistryにようこそ

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0007 | doi:10.1038/s41570-016-0007

Research Highlight | 11 January 2017

翻訳:2段階の校正で遺伝情報の翻訳がより正確に

David Schilter

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0011 | doi:10.1038/s41570-016-0011

Research Highlight | 11 January 2017

相転移:カーボンナノチューブに閉じ込められた水のふるまい

Gabriella Graziano

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0009 | doi:10.1038/s41570-016-0009

Research Highlight | 11 January 2017

環化付加:コバルト触媒反応を光で制御する

Stephen G. Davey

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0010 | doi:10.1038/s41570-016-0010

Comment | 11 January 2017

役立たずな知識の有用性について

Helmut Schwarz

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0001 | doi:10.1038/s41570-016-0001

In the Classroom | 11 January 2017

化学教育について知る必要性

Simon Lancaster

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0006 | doi:10.1038/s41570-016-0006

Down to Business | 11 January 2017

変化が訪れようとしている

John Spevacek

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0008 | doi:10.1038/s41570-016-0008

Review Article | 11 January 2017

地球に豊富に存在する触媒による電気化学的水分解と光電気化学的水分解

Isolda Roger, Michael A. Shipman & Mark D. Symes

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0003 | doi:10.1038/s41570-016-0003

水の分解は、電気エネルギーや光エネルギーを貯蔵し、必要に応じて消費する魅力的な手段である。しかし、アノード反応やカソード反応用の高効率活性触媒は、貴金属を必要とすることが多い。本Reviewでは、より利用しやすくより持続可能な方式で高い性能を実現できる卑金属触媒について取り上げている。

Review Article | 11 January 2017

原子間力顕微鏡法による分子の生成、操作、キャラクタリゼーション

Niko Pavliček & Leo Gross

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0005 | doi:10.1038/s41570-016-0005

原子間力顕微鏡(AFM)は、原子分解能での個々の分子の撮像や操作を可能にする。本Reviewでは、動作モードや、ティップと基板の選択を含めて、実験で考慮すべきことを取り上げている。また、AFMを用いて分子を撮像した例や、結合を形成したり切断したりした例を提示する。

Review Article | 11 January 2017

立体的に込み合った無機分子と有機金属分子におけるロンドン分散力

David J. Liptrot & Philip P. Power

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0004 | doi:10.1038/s41570-016-0004

ロンドン分散力は、相対的に弱いにもかかわらず、分子の物理的特性や化学的特性に強い影響を及ぼす可能性がある。本Reviewでは、ロンドン分散力の累積的効果が、どのようにして有機金属分子や無機分子の構造と反応性に大きな影響を及ぼすかについて明らかにしている。

Review Article | 11 January 2017

アクチニド系の化合物と触媒による含酸素炭素化合物の変換

Polly L. Arnold & Zoë R. Turner

Nature Reviews Chemistry 1, Article number: 0002 | doi:10.1038/s41570-016-0002

アクチニド金属錯体の特異な反応性から、含酸素炭素化合物を付加価値化学物質に変換する機会が得られる可能性がある。本Reviewでは、再生不能資源への依存を減らすことを最終的な目標として、アクチニド金属錯体をそうした変換反応の触媒として用いる研究の進展について解説している。

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