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Rループ:Rループ代謝の決定因子としてのSWI/SNF複合体

Nature Genetics 53, 7 doi: 10.1038/s41588-021-00884-1

Rループは、RNA:DNAハイブリッド鎖と、ハイブリッド鎖形成によって残った一本鎖DNAで構成される核酸構造である。Rループはゲノムに豊富に存在しており、複製フォークの進行を障害することで、DNA損傷の蓄積やゲノム不安定性を引き起こす可能性がある。そのようなRループによってもたらされる転写と複製の衝突(transcription–replication conflict)が、SWI/SNFクロマチンリモデリング複合体の働きによって解消されるようになることが示された。これらのクロマチンリモデリング因子群がRループの恒常性維持やゲノムの完全性維持において重要であることが明らかになった。

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