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免疫調節不全:SYKシグナル伝達は多過ぎても病気になる

Nature Genetics 53, 4 doi: 10.1038/s41588-021-00837-8

免疫応答には繊細なバランスが必要であり、弱い免疫応答は免疫不全に、過剰な免疫応答は高炎症性疾患や血液悪性腫瘍につながることがある。脾臓チロシンキナーゼ(SYK)は多数のシグナル伝達経路で働いているので、ヒトにおいて機能獲得変化が起こると、低ガンマグロブリン血症や自己炎症が引き起こされ、B細胞リンパ腫にもかかりやすくなる。

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