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エピゲノミクス:開いた状態のクロマチンにはSWI/SNFの持続的な活性が必要である

Nature Genetics 53, 3 doi: 10.1038/s41588-021-00781-7

クロマチン構造、特に開いた状態の接近可能なクロマチンは、転写因子の結合を調節し、それによって細胞タイプ特異的な遺伝子発現を決定している。今回、2つの研究から、開いた状態のクロマチンを維持するためには、SWI/SNF複合体によるクロマチンリモデリングが持続的に必要であることが示された。両方の研究において、化学的方法または遺伝的方法によりATPアーゼサブユニットであるBRG1やBRMを速やかに阻害または分解すると、クロマチンへの接近可能性の喪失がもたらされ、また、場合によっては転写因子の結合が影響されて、遺伝子発現が変化した。

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