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クロマチンの全体像に関わるパイオニア因子

Nature Genetics 50, 2 doi: 10.1038/s41588-017-0038-z

パイオニア転写因子は、いろいろな細胞に共通する多様な結合部位レパートリーに軽く結合してそれらをスキャンし、細胞特異的な因子と協調的に相互作用する部位に豊富に存在するようになることが示された。パイオニア因子の結合は、その後に起こるin vivoでのクロマチンの開放やエピジェネティックな記憶の現象とは別個の機構だが、それらに必須なものである。

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