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トウモロコシ:オオムギの側生小穂稔性の変更遺伝子INTERMEDIUM-Cはトウモロコシ栽培化遺伝子TEOSINTE BRANCHED 1のオーソログである

Nature Genetics 43, 2 doi: 10.1038/ng.745

穀物の栽培化では、穀粒の大きさや脱粒性、栄養構造および花序構造の変化など、最終的に収量増大に寄与する形態的特徴に関して共通の変化が進められてきた。オオムギでは、その過程で二条および六条という2種類の栽培種が生じた。いずれも野生の二条型祖先に由来するもので、六条大麦に関しては、オオムギの栽培化が開始されて間もない約8,600〜8,000年前に生じたことを示す植物考古学的証拠が存在する。この表現型の制御は、SIX-ROWED SPIKE 1VRS1)の変動のみによって生ずる。しかし、VRS1対立遺伝子がもたらす表現型は、INTERMEDIUM-CINT-C)座の対立遺伝子が変化させる。今回我々は、INT-Cがトウモロコシ栽培化遺伝子TEOSINTE BRANCHED 1TB1)のオーソログであることを明らかにし、オオムギTB1に側生小穂稔性の表現型と相関するコード配列の変動を17種類発見した。

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