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ホジキンリンパ腫:ホジキンリンパ腫のゲノムワイド関連解析で新しい感受性座位が2p16.1(REL)、 8q24.21および10p14(GATA3)に見つかった

Nature Genetics 42, 12 doi: 10.1038/ng.696

古典的ホジキンリンパ腫(cHL)の感受性座位を見つけるため、589人のcHL患者(症例)と5,199人の対照群についてゲノムワイド関連解析を行い、4群の独立したサンプルで合計2,057人の患者と3,416人の対照群により確認を行った。3つの新規の感受性座位が2p16.1〔rs1432295、REL、オッズ比(OR)=1.22、統合P=1.91×10−8〕、8q24.21(rs2019960、PVT1、OR=1.33、統合P=1.26×10−13)および10p14(rs501764、GATA3、OR=1.25、統合P=7.05×10−8)で見つかった。さらに、主要組織適合性抗原の発病要因としての役割を、ヒト白血球抗原(HLA)との強い関連(rs6903608、OR=1.70、統合P=2.84×10−50)を明らかにすることにより確認した。これらのデータはcHLの発病機構に新しい洞察を加えるものである。

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