Advances

鱗から歯へ

ノコギリエイ。 Credit: Tsuyoshi Kaminaga/EyeEm/Getty

自分に鱗があると思っている人はいないだろうが、唇の内側にある硬い構造物を考えると、そうでないかもしれない。世界で最も奇怪な動物の1つであるノコギリエイに関する新たな解析結果は、古代の魚の体表を覆っていた鱗が約4億年前に口の中に移動して初めての歯ができたとする説を支持している。

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Nature ダイジェスト Vol. 20 No. 2

DOI: 10.1038/ndigest.2023.230220a