News in Focus
一塩基編集による遺伝子治療の臨床試験が始まる
一塩基編集はCRISPRから派生したゲノム編集技術で、好ましくない影響はCRISPRよりも少ないと考えられている。 Credit: Martin Steinthaler/Moment/Getty
ゲノム編集技術CRISPRから派生した「一塩基編集」を使った臨床試験が始まった。一塩基編集は、CRISPR–Cas9のようにDNAの二本鎖を切断することはなく、ゲノム塩基配列を1文字だけ正確に書き換えることができる。この臨床試験では、コレステロール調節遺伝子の塩基配列を一塩基編集で書き換える治療法の安全性を確認する。
全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。
本サービスでは、サイトご利用時の利便性を向上させるためにCookiesを使用しています。詳しくは、シュプリンガーネイチャー・ジャパン株式会社の「プライバシー規約」をご覧下さい。
翻訳:藤山与一
Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 10
DOI: 10.1038/ndigest.2022.221011
原文
CRISPR ‘cousin’ put to the test in landmark heart-disease trial- Nature (2022-07-15) | DOI: 10.1038/d41586-022-01951-1
- Heidi Ledford
参考文献
- Markin, C. J. et al. Science 373, eabf8761 (2021).
- Markin, C. J. et al. bioRxiv https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.11.24.383182v1 (2021).
関連記事
2025年2月号
2025年2月号
2025年2月号
2025年2月号
2025年2月号
Advertisement