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特許の呪縛を超える試み

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 10 | doi : 10.1038/ndigest.2013.131027

原文:Nature (2013-07-04) | doi: 10.1038/499016a | Bioengineers look beyond patents

Heidi Ledford

特に小さなバイオテクノロジー企業にとって、特許を含む現在の知的財産の状況は悪夢でしかない。この現状を変えるべく、自社の特許技術をオープンソースとして無償公開する大手企業が現れた。

DNA2.0が作製した人工蛍光タンパク質の一部が、研究者に無償公開されている。

Credit: DNA2.0

オーダーメードの遺伝子を合成する企業「DNA2.0」(米国カリフォルニア州メンロパーク)で、ある時、蛍光タンパク質を使ってルーティンの実験を進める必要が生じた。そのため、蛍光タンパク質の使用に関する米国特許を法務担当者が捜し集めたところ、1000件以上にもなってしまった。そこで、複雑に入り組んだ法律問題を回避するため、同社は数十種類の蛍光タンパク質を新たに作製することにした。そのとき彼らが確信したのが、変革の必要性だった。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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