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散開星団の中の惑星形成プロセス

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 10 | doi : 10.1038/ndigest.2013.131032

原文:Nature (2013-07-04) | doi: 10.1038/nature12405 | The robustness of planet formation

William F. Welsh

散開星団の中で2つの惑星が発見され、惑星形成のプロセスが強靭なものであることが明らかになった。 なぜなら、散開星団の密度が高かった初期には、恒星どうしの接近や近くでの超新星爆発など、惑星系の破壊を招きかねない出来事が起こったはずだが、それに耐えて今まで生き延びている惑星が、実際に見つかったからだ。

図1:古い散開星団たち
写真は有名な散開星団プレアデス(すばる)で、年齢は約1億歳。一方、同じく散開星団であるNGC6811は10億歳と長生きだ。Meibomらは、そのNGC6811において2つの恒星面通過惑星を発見した7

Credit: Stocktrek Images/Thinkstock

晴れた夜空を眺めると、数千個の星が見えることがある。星はおおむねランダムに分布しているが、一部は、例えば散開星団のような星の集団を作っている。散開星団は比較的若い集団で、銀河系の円盤部に分布している(もう1つの星団である球状星団は、星の数が桁違いに多く、年齢も古い)。最も有名な散開星団が、おうし座にあるプレアデス星団だ(図1)。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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