Brief Communication

小さなCas13タンパク質による小型のRNAエディター

Nature Biotechnology 40, 2 doi: 10.1038/s41587-021-01030-2

CRISPR–Cas13系は正確なRNA編集のために開発され、潜在的には一時的な変化が望まれる場合やDNA編集が困難な場合の治療に用いることができる。我々は、哺乳類の転写物をノックダウンすることができる極めて小さなCas13bタンパク質(Cas13bt)のファミリーを見いだし、その特性評価を行った。アデノシンデアミナーゼドメインおよびシトシンデアミナーゼドメインを融合させてCas13btに機能を与えることによりRNAエディターの小型バリアントREPAIRおよびRESCUEを作製し、それが単一のアデノ随伴ウイルスに収まることを示した。

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