Brief Communication

FLASH-seqによる高速で高感度な単一細胞全長RNA塩基配列解読

Nature Biotechnology 40, 10 doi: 10.1038/s41587-022-01312-3

今回紹介するFLASH-seq(FS)は、Smart-seq3と比較して高感度で所要時間の短い全長単一細胞RNA塩基配列解読法である。FSプロトコルの全体は約4.5時間で実行可能であり、自動化が簡単で、容易に小型化して資源消費量を抑えることができる。FSプロトコルは、分子の計数に固有分子識別子(UMI)を利用する一方、ストランド侵入のアーティファクトを抑制することもできる。FSは、複数試料にわたる高分解能の遺伝子発現解析で特に有用となる。

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