Brief Communication

ヒト胚性幹細胞は20q11.21に頻発するゲノム不安定性を示す

Nature Biotechnology 26, 12 doi: 10.1038/nbt.1509

5系統のヒト胚性幹(hES)細胞株を長期間培養して解析することにより、ヒトゲノムに頻発するゲノム不安定性を見出した。起源の異なる4系統では、20q11.21に、共通の遺伝子を約23個含む 2.5〜4.6 Mbの増幅が検出された。この増幅はがん化と関連しており、培養hES細胞に選択有利性を付与している可能性がある。

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