Review Article

HER2陽性乳がんの標的化:進歩および将来の方向性

Nature Reviews Drug Discovery 22, 2 doi: 10.1038/s41573-022-00579-0

実行可能で非常によく応答する治療標的として長らく待ち望まれていたHER2の発見は、侵襲性の高いHER2陽性乳がんの治療の大きなブレイクスルーとなり、25年ほど前に、最初のHER2標的薬であるモノクローナル抗体トラスツズマブの承認につながった。それ以来、急速な進歩が見られ、HER2を標的とするモノクローナル抗体、チロシンキナーゼ阻害剤、抗体–薬物複合体を用いた多数の臨床試験を介しためざましい臨床での活動によって、より新しいプラットフォームとより標的を絞った治療法を開発するための多大な努力が生み出された。本総説では、HER2陽性乳がんに対する現在の標準治療、HER2標的治療薬に対する抵抗性のメカニズム、免疫系を利用する戦略を含む、新しい治療手法および治療薬について考察する。

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