News

分解能の限界が迫る電子顕微鏡

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 10 | doi : 10.1038/ndigest.2013.131008

原文:Nature (2013-07-11) | doi: 10.1038/499135a | Imaging hits noise barrier

Eugenie Samuel Reich

電子顕微鏡の分解能向上を妨げるノイズが、装置の仕組みではなく、 材料そのものに起因することが分かった。その他の要因も含め、分解能の改善は限界に近づきつつあるようだ。

ドイツのSALVE 2 電子顕微鏡は、現在、ノイズを抑えるために設計し直されている。

Credit: UTE KAISER/SALVE/CEOS

電子顕微鏡の分解能を低下させる意外なノイズ源が発見され1、次世代電子顕微鏡開発計画は大きな打撃を受けることになった。この現象を発見したのは、先端光学機器メーカーCorrected Electron Optical Systems(CEOS)社(ドイツ・ハイデルベルク)の研究者Stephan Uhlemannらだ。分解能を原子より小さなレベルまで向上させることを目標に、大規模な研究開発が進められている。しかし、今回の発見によって、こうした取り組みが頓挫する恐れが出てきたのだ。

全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。

Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

プライバシーマーク制度