Research press release

地球温暖化は「確かに」起こっている

Nature Climate Change

Global warming ‘confirmed’

この10月、Berkeley Earth Surface Temperatureプロジェクトが、これまでで最も包括的なデータ解析結果に基づいて、地球が温暖化しているという結論を示した。このプロジェクトは、気候変動の懐疑論者からも一部資金援助を受けて運営されている。 Nature Climate Change(電子版)に掲載されるインタビュー記事で、このプロジェクトのディレクターであるカリフォルニア大学バークレー校(米国)の物理学者R Mullerは、気候変動懐疑論者の懸念にはもっともな点があると話し、その理由を率直に述べている。そして、Mullerは、Charles G. Koch Charitable Foundationからの資金を受け入れた理由についても説明している。Charles G. Koch Charitable Foundationは、人為的な地球温暖化という考え方を受け入れることに反対するロビー活動に資金を供給している財団だ。 今回のデータ解析は、1,450万件を超える月例観測結果を対象とし、その結果は、NASAやそのほかのグループによる温暖化を示す測定結果と一致していた。「今回の解析結果で、一部の懐疑論者が地球温暖化の現実に関する考え方を変えるかもしれない、と私は考えています」とMullerは語った。

In October, the Berkeley Earth Surface Temperature project, funded in part by climate sceptics, concluded that the Earth is warming based on the most comprehensive review of the data yet.

In a candid interview with Nature Climate Change, published online this week, the project’s director, University of California physicist Richard Muller, discusses why he believes that climate sceptics had legitimate concerns. Furthermore, he explains why he accepted funding from the Charles G. Koch Charitable Foundation, which also funds organizations lobbying against acceptance of man-made global warming.

The analysis included more than 14.5 million monthly observations and agreed with the warming measurements made by NASA and other groups. Muller concludes: "I do think that our results could change the minds of some sceptics about the reality of global warming."

doi: 10.1038/nclimate1292

「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。

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