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Table of Contents: 2018年3月号

カバーストーリー「火星の過去に開いた窓」

表紙に示したマゥルス峡谷における明るい色の露頭のように、火星のフィロケイ酸塩(粘土)は、全般的に低温だった初期の火星における間欠的に温暖で湿潤な期間に形成された可能性がある。このモデルは、古代の火星の状態に関して、鉱物学的および地形学的な観測と、もっとも受け入れられている気候理論との間の矛盾を解決する。

See Bishop et al. and News & Views by Bridges

Image: Christoph Gross, Freie Universität Berlin. Cover Design: Bethany Vukomanovic.

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5 February 2018

擬似星間塵氷からの反応性脱離の赤外分光分析

今月号の目次

Editorial | 27 February 2018

未だ明らかになっていない活動銀河核(AGN)のフィードバック

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0422-3

Comment | 27 February 2018

AGNホスト銀河におけるアウトフローのほとんど解明されていない多相的な特性

Claudia Cicone, Marcella Brusa, Cristina Ramos Almeida, Giovanni Cresci, Bernd Husemann et al.

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0406-3

Comment | 27 February 2018

AGNの正および負のフィードバックの観測

Giovanni Cresci & Roberto Maiolino

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0404-5

Comment | 27 February 2018

何がAGNの銀河アウトフローを駆動しているのかという疑問と課題

Dominika Wylezalek & Raffaella Morganti

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0409-0

Books & Arts | 27 February 2018

あなたの書棚にもぜひ

Marios Karouzos

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0410-7

Research Highlight | 26 February 2018

惑星規模での宇宙気象検出器

Luca Maltagliati

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0419-y

Research Highlight | 31 January 2018

謎が深まるタビーの星の減光

Paul Woods

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0396-1

Research Highlight | 23 February 2018

理論的研究の結論から次なる観測を期待する

Marios Karouzos

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0418-z

Research Highlight | 26 February 2018

中性子星の質量を計測する

May Chiao

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0417-0

News & Views | 27 February 2018

CoRoTo-2bで西向きに駆動する力学的理論

Joanna K. Barstow

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0385-4

News & Views | 27 February 2018

気候モデルと鉱物学の出会い

John C. Bridges

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0412-5

News & Views | 27 February 2018

反復する電波バーストの磁化された環境

Brian D. Metzger

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0400-9

News & Views | 27 February 2018

ステファンの五つ子銀河のより深部を観測する

Paul Woods

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0415-2

News & Views | 27 February 2018

月面のすべての爆撃の起源

Luca Maltagliati

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0421-4

Meeting Report | 27 February 2018

AGNのフィードバックに関する事実と通説

Bernd Husemann & Chris M. Harrison

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0407-2

Perspective | 27 February 2018

AGNのアウトフローとフィードバックに関する20年来の議論

C. M. Harrison, T. Costa, C. N. Tadhunter, A. Flütsch, D. Kakkad et al.

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0403-6

Letter | 05 February 2018

ほとんどの期間が低温だった古代の火星で、短期間の温暖湿潤な状件下で形成された表面の粘土

Janice L. Bishop, Alberto G. Fairén, Joseph R. Michalski, Luis Gago-Duport, Leslie L. Baker et al.

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-017-0377-9

初期の火星の状態に関する地球化学モデルが示唆するところによれば、全般的に低温な気候での間欠的な短期間の温暖な時期に、アルミニウムに富んだフィロケイ酸塩が、地表に短期間存在した水塊中で形成され、マグネシウムに富んだものは、地下の熱水環境で形成された可能性がある。

Letter | 05 February 2018

トラピスト-1の周囲のハビタブル・ゾーンを軌道運動する地球程度の大きさの惑星に関する大気の研究

Julien de Wit, Hannah R. Wakeford, Nikole K. Lewis, Laetitia Delrez, Michaël Gillon et al.

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-017-0374-z

トラピスト-1星系のハッブル宇宙望遠鏡による観測から、ハビタブル・ゾーンの内部あるいは周辺にある3個の惑星に対して、雲がないH2がほとんどの大気は存在しないことが確認された。この結果は、これらの惑星が事実上、地球型惑星であるという仮説を支持する。

Letter | 22 January 2018

高温ガス巨大惑星CoRoT-2bの大気中における西側にずれたホットスポットの検出

Lisa Dang, Nicolas B. Cowan, Joel C. Schwartz, Emily Rauscher, Michael Zhang et al.

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-017-0351-6

全球的な循環理論は、赤道域の強力なジェットが東に向かって高温ガスを吹き流し、これが原因となって、東側にずれたホットスポットが生じることを予測している。Dangらは、西側にかなりずれているホットスポットの検出を明らかにした。

Letter | 05 February 2018

擬似星間塵氷からの反応性脱離の赤外分光分析

Y. Oba, T. Tomaru, T. Lamberts, A. Kouchi & N. Watanabe

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0380-9

擬似的な氷星間塵表面におけるH2S、HSおよびHの間の反応によって生じる反応性脱離の効率が、この表面の in situ での赤外線計測を用いて定量化され、非熱的な脱離過程を理解するための有益な情報が得られた。

Letter | 01 January 2018

CALIFA探査から推測される現在の銀河における恒星軌道の分布

Ling Zhu, Glenn van de Ven, Remco van den Bosch, Hans-Walter Rix, Mariya Lyubenova et al.

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-017-0348-1

現在の宇宙における、太陽の108.7から1011.9倍の質量をもった300個の銀河内の恒星軌道の真円度の分布が、CALIFA探査によって直接的に観測され、銀河のシミュレーションに対するベンチマークがもたらされた。

Letter | 15 January 2018

z > 1.4に位置する静穏な銀河の予想外に大量の塵とガス

R. Gobat, E. Daddi, G. Magdis, F. Bournaud, M. Sargent et al.

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-017-0352-5

近傍宇宙におけるほとんどの恒星の故郷である、z ~ 1.8に位置する静穏な早期型銀河(ETG)のサンプルは、一定の恒星質量で塵の量が近傍のETGよりも2桁多い。このことは、ガスの量がより高いことを示唆しており、この赤方偏移での星形成がガスの除去によって止まるという考え方と対立している。

Article | 12 February 2018

パルサーの高エネルギースペクトルに対する秩序パラメータ

Diego F. Torres

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0384-5

パルサーの非熱的放射に対するモデルは、たった4つの物理パラメータを用いてパルサーのγ線およびX線スペクトルに一致させることができる。このモデルはいくつかのスペクトルの特徴を説明し、このモデルを用いて、γ線放射が与えられたものとしてX線でのパルサーの検出可能性を予測することができ、またその逆もできる。

Publisher Correction | 31 January 2018

Cluster richness-mass calibration with cosmic microwave background lensing

James E. Geach & John A. Peacock

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-017-0354-3

Publisher Correction | 31 January 2018

Transition from fireball to Poynting-flux-dominated outflow in the three-episode GRB 160625B

B.-B. Zhang, B. Zhang, A. J. Castro-Tirado, Z. G. Dai, P.-H. T. Tam et al.

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0387-2

Publisher Correction | 31 January 2018

On our bookshelf

Marios Karouzos

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-017-0371-2

Publisher Correction | 30 January 2018

Publisher Correction: Interstellar medium: A space oddity

Marios Karouzos

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-017-0376-x

Publisher Correction | 02 February 2018

Publisher Correction: Careers beyond academia

Marios Karouzos

Nature Astronomy 2, doi:10.1038/s41550-018-0393-4

Nature Astronomy 直近7日間で最も話題になった論文は?

最初の恒星間天体1I/2017 U1オウムアムアの分光学および熱モデル

トラピスト-1の周囲のハビタブル・ゾーンを軌道運動する地球程度の大きさの惑星に関する大気の研究

磁気圏の風によって月まで運ばれた生命活動由来の地球の酸素

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