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ガンマ線バーストで初期宇宙を探る!?

Nature ダイジェスト Vol. 9 No. 8 | doi : 10.1038/ndigest.2012.120815

原文:Nature (2012-05-17) | doi: 10.1038/485290a | Messages from the early Universe

Eric Hand

ガンマ線バーストと呼ばれる短時間の爆発的な閃光には、宇宙の歴史のてがかりが含まれている。そこで、これを調べて初期宇宙を探る試みが始まっている。

ガンマ線バーストの想像図。バーストには、周囲のガスを通過していく過程で宇宙の化学的進化に関する情報が刻まれる。

ESO

ガンマ線バーストは、途方もなく遠い宇宙で生じた短時間の閃光だ。その放射は非常に強く、かつ高エネルギー(短波長)であり、かつては天文学で最も不可解な謎の1つだった。しかし、米航空宇宙局(NASA)などが打ち上げたガンマ線宇宙望遠鏡「フェルミ」やガンマ線バースト観測衛星「スウィフト」などのおかげで、現在では日常的に見つかる天体現象となった。天文学者たちは今、これを「新しいツール」にしようと取り組んでいる。まだはっきりとわかっていない初期宇宙の様子を調べるための「宇宙のストロボ」として、このガンマ線バーストを使おうというのだ。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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