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変装させて反応させる

Nature ダイジェスト Vol. 9 No. 6 | doi : 10.1038/ndigest.2012.120624

原文:Nature (2012-03-01) | doi: 10.1038/483042a | Disguise gets a reaction

Danielle M. Schultz & John P. Wolfe

すべての有機分子は多くの炭素–水素(C–H)結合を持っているため、その中から1つだけ探し出して、反応させるようなことは難しい。しかし、ありふれた化学基を「変装」させて、これをおとりとして利用すれば、この問題が解決できる。

医薬品、材料、日用品などに含まれる有機小分子の有用な特性は、分子内の化学基、特に水酸基(–OH)やアミノ基(–NH2)などの“官能”基の位置と種類に左右される。目的の官能基を分子内に導入するためには、既存の反応基を、相互変換反応によって別の基と交換する方法が一般的である。しかし、このような合成方法は反応ステップが多くなり、時間とコストがかかる。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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