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放射性炭素14の超高感度測定法

Nature ダイジェスト Vol. 9 No. 5 | doi : 10.1038/ndigest.2012.120512

原文:Nature (2012-02-16) | doi: 10.1038/482312a | Ultrasensitive radiocarbon detection

Richard N. Zare

炭素14(14C)は微量の放射性同位体で、大気中の炭素の1兆分の1しか存在しない。今回、このさらに25分の1という低濃度でも検出できる光学的方法が開発された。新たな研究手段としても、期待が高まっている。

放射性炭素14による年代測定は、考古学などの分野できわめて重要な技術であり、炭素含有試料であれば、約5万年前までの年代を推定することができる。これまで、試料中の炭素14の量は、高エネルギー加速器による質量分析によってのみ、測定可能であった。しかし、その質量分析計は大きくて扱いにくく、高価でかつ複雑だった。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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