News Feature

「ジャネリア・ファーム」の優雅な生活

Nature ダイジェスト Vol. 9 No. 4 | doi : 10.1038/ndigest.2012.120412

原文:Nature (2011-11-17) | doi: 10.1038/479284a | Life on the farm

M. Mitchell Waldrop

分野の垣根を越えた研究をめざす壮大なプロジェクト、ジャネリア・ファーム。創設から5年が経過した今、その成果はいかに?

米国バージニア州アシュバーン近郊、ポトマック川渓谷を見渡せる一角に、ひときわ目を引く建物がある。ガラスでできたリボンのような小洒落た建造物、ジャネリア・ファームの研究棟だ。ジャネリア・ファームは、ハワード・ヒューズ医学研究所(HHMI)が、5年前に5億ドル(約400億円)をかけて創設した研究機関である。案内人のジャネリア・ファーム所長Gerald Rubinは、メイン研究棟の食堂エリア近くまで来ると、3台の巨大なコーヒーサーバーを指差してこう言った。「このコーヒーサーバーには年間2万ドル(約160万円)かかっています。しかし我々は、高品質のコーヒーを無料で提供することに費用対効果が十分あると考えました。だって、そうすれば、みんな自分の研究室でコーヒーをいれなくてすみますからね」。そのコーヒーは確かにおいしかった。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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