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大学での実験事故を刑事告発

Nature ダイジェスト Vol. 9 No. 3 | doi : 10.1038/ndigest.2012.120302

原文:Nature (2011-12-28) | doi: 10.1038/nature.2011.9726 | Chemist faces criminal charges after researcher's death

Richard Van Noorden

3年前、UCLAの研究者が実験中に死亡した事故について、研究室の責任者である化学者と大学が刑事告発された。米国で、大学での実験中の事故が刑事告発に発展した初めてのケースであろう。

2008年12月、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で、23歳の化学研究者Sheharbano Sangjiが実験中の事故でやけどを負い、死亡した。その後UCLAは、カリフォルニア州の労働安全衛生局から約7万ドル(約540万円)の罰金を科せられ、その安全指針も厳格化している。だが、事故から3年が過ぎた2011年12月27日、彼女の指導教官だった有機化学者Patrick Harranとカリフォルニア大学が告訴された。ロサンゼルス地方検察局が、「労働安全衛生基準の意図的な違反により被用者を死亡せしめた」として、Harranとカリフォルニア大学理事を、それぞれ3つの訴因につき刑事告発したのだ。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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