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ハイヒールを履いたゾウ

Nature ダイジェスト Vol. 9 No. 3 | doi : 10.1038/ndigest.2012.120303

原文:Nature (2011-12-22) | doi: 10.1038/nature.2011.9712 | How the elephant got its sixth toe

Ed Yong

「パンダの親指」として知られる骨が、ゾウでは巨体を支えるハイヒールのかかとの役目をしている。

ゾウの足底は見かけほど平たい構造ではない。

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ゾウの足は、厚底の靴のようなつくりをしている。ゾウの足は太くて硬い柱のように見えるが、実際にはウマやイヌと同じようにつま先立ちの状態である。かかとの下に厚い脂肪のクッションがあるため、底が平らに見えるのだ。このクッションの中に、6本目の指が後ろにつっかい棒をしたような形で隠れていることを、英国ロンドン大学王立獣医カレッジのJohn Hutchinsonらが明らかにした1。この指は、種子骨と呼ばれる、動物のくるぶしの腱が付着する小さい骨の一群の1つから進化したものである。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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