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ミクロの梁を光で冷やす

Nature ダイジェスト Vol. 9 No. 1 | doi : 10.1038/ndigest.2012.120130

原文:Nature (2011-10-06) | doi: 10.1038/478047a | The gentle cooling touch of light

Florian Marquardt

ナノメカニカル共振器、つまり機械的な共振を起こすナノスケールの素子を、レーザー光を使って最低エネルギー状態にまで冷やすことに米国の研究者らが成功した。これにより、量子力学の原理を検証したり、量子情報処理に応用したりする道が開かれた。

日光を浴びると、明るさと暖かさを感じるはずだ。しかし、日光はほかにも影響を及ぼしている。光がわずかながらあなたを押しているのだ。ただし、その力は砂粒の重さ程度でしかない。ここ数年、こうした光の力でナノスケールの世界の小物体の機械的振動を操作する研究が大きく進み、注目すべき成果が得られるようになった。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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