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タンパク質のドグマが崩れていく

Nature ダイジェスト Vol. 8 No. 6 | doi : 10.1038/ndigest.2011.110614

原文:Nature (2011-03-10) | doi: 10.1038/471151a | Breaking the protein rules

Tanguy Chouard

タンパク質が機能するには構造が必要だ、というのが現代生物学の1つのドグマである。しかし、構造を持たない不規則な状態で存在するタンパク質が、これほどまで多いのはなぜなのか。

Keith Dunkerの机の周りはひどい。本や古いチョコレート、直しかけの原稿、ペン、ダイエットコークのボトル、それに、もう片方はどこへ行ってしまったのか、片方だけの靴下などであふれかえり、論文は探すのではなくコピーし直さなければならないありさまだ。「整理整頓が全然だめなんです。『ドクター無秩序』なんて呼ばれたりすることもあるんですよ」とDunkerは開き直る。しかし、その無秩序・不規則性が自らの科学者生活に入り込んできた瞬間は、鮮明に記憶している。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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