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記憶を強化するタンパク質ホルモン

Nature ダイジェスト Vol. 8 No. 4 | doi : 10.1038/ndigest.2011.110407

原文:Nature (2011-01-26) | doi: 10.1038/news.2011.49 | Protein hormone boosts memory

Tiffany O’Callaghan

記憶を強化するための標的になりそうな分子が、ラットの研究で新たに見つかった。

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初期段階の実験ではあるが、特定の細胞の増殖や修復を促進させるホルモンが、記憶の形成や保持にも関与している可能性が示された1。ラットに学習訓練を行った後、一定期間内に、インスリン様成長因子II(IGF-II)というタンパク質ホルモンを脳の海馬に直接注入したところ、記憶が強化され、なおかつ記憶が長く保たれたというのだ。海馬は、体験や出来事についての「エピソード記憶」にかかわっている脳領域である。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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