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自信過剰は自然選択において有利に働く

Nature ダイジェスト Vol. 8 No. 12 | doi : 10.1038/ndigest.2011.111228

原文:Nature (2011-09-15) | doi: 10.1038/477282a | Selection for positive illusions

過信が無謀さにつながることは、誰もが知っている。しかし、リスクより大きな報酬がある場合には、過度に肯定的なセルフイメージを持つことが進化上の利点となるかもしれない。

運転免許を持っている人に、自分の運転技能を評価するように言うと、ほとんどの人が「平均より上」と答えるだろう1。同じことが、認知課題の遂行能力2、魅力(ただし、女性ではなく男性の場合)3、行動の健全性4についての自己評価についてもいえる。我々は概して、自分の能力を実際より高く評価しているのだ。高校生100万人を対象とした調査では、実に70%の生徒が自分を平均以上のリーダーであると評価していた(逆に、自分を平均以下だと思っている生徒は2%だけだった)5。さらに驚くべきことに、大学教授の自己評価によれば、その94%が平均以上の教育能力を有していることになる6

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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