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極彩色のヒキガエル
ボルネオ・レインボー・トード(Ansonia latidisca;写真)という派手なカエルが、1920年代以降では初めて、つまり約90年ぶりに観察され、その姿がカメラにとらえられた。非営利団体のコンサベーション・インターナショナル(米国ヴァージニア州アーリントン)は7月14日、この画像を公開した。同団体の説明によれば、昨年後半に、マレーシア・サラワク大学(UNIMAS)のIndraneil Dasを中心とする研究チームが、マレーシアでこの種を再発見したという。
翻訳:小林盛方
Nature ダイジェスト Vol. 8 No. 10
DOI: 10.1038/ndigest.2011.111020