中国のJUNOが最初のニュートリノ実験結果を公表
中国広東省江門市で建設中の江門地下ニュートリノ観測所(JUNO)。2024年10月撮影。地下約700 mにあり、直径約35 mのアクリル製球形タンクの中に液体シンチレーターが満たされる。タンクの周囲には数万個の光電子増倍管が設置される。 Credit: Bloomberg/Contributor/Bloomberg/Getty
ニュートリノは、宇宙で最も豊富な物質粒子だが、他の物質と極めて弱くしか相互作用しないため、その性質の研究は非常に難しい。原子炉から生じるニュートリノを、江門地下ニュートリノ観測所(JUNO、中国広東省)で測定する実験の最初の測定結果を、JUNOコラボレーションがNature 2026年6月11日号343ページで報告した1。JUNOは、ニュートリノの量子状態に関する2つのパラメーターを測定し、その結果は以前の実験結果と整合し、より高い精度を達成した。この結果は、JUNOが素粒子物理学の最も基本的な疑問の一部を追究するために有望な実験施設であることを証明した。
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翻訳:新庄直樹
Nature ダイジェスト Vol. 23 No. 9
DOI: 10.1038/ndigest.2026.260948
原文
JUNO experiment ushers in next generation of neutrino experiments- Nature (2026-06-11) | DOI: 10.1038/d41586-026-01585-7
- Patricia Vahle & Zoya Vallari
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Patricia Vahleは、ウィリアム・アンド・メアリー大学(米国バージニア州ウィリアムズバーグ)に所属
Zoya Vallariは、オハイオ州立大学(米国コロンブス)に所属
参考文献
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