性染色体と疾患を巡る常識を見直す
X染色体と、その小さな相棒であるY染色体は、従来考えられていた以上に、ヒトの健康において大きな役割を果たしている。 Credit: Ruslanas Baranauskas/Science Photo Library/Getty
コレステロール低下薬であるスタチン系薬剤(以下、スタチン)は、世界で最も広く処方されている薬剤の1つである。しかし、スタチンでは副作用が生じることがあり、その1つである筋肉痛が女性に生じる頻度は男性の2倍である。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA、米国)デヴィッド・ゲフィン医学系大学院の遺伝学者Karen Reueが、その理由の解明に乗り出した時、彼女は、卵巣や精巣から分泌されるエストロゲンやテストステロンといった性ホルモンに答えがあるはずだと予想していた。
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翻訳:編集部
Nature ダイジェスト Vol. 23 No. 8
DOI: 10.1038/ndigest.2026.260831
原文
The misunderstood sex chromosome: how X affects your health- Nature (2026-04-23) | DOI: 10.1038/d41586-026-01256-7
- Claire Ainsworth
- 英国ハンプシャーを拠点とする科学ジャーナリスト
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