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重力定数の10年に及ぶ測定実験が終了して深まった謎
重力定数の測定に使用した実験装置をのぞき込むStephan Schlamminger(左)と同僚のVincent Lee。 Credit: R. Eskalis/NIST
物体間の重力による引力を表す「重力定数(万有引力定数)G」は、測定値の精度が低い上、測定値間のばらつきも大きく、科学者を悩ませ続けている。そこで物理学者らは、国際度量衡局(BIPM、フランス・パリ)が2013年に重力定数の測定値を発表したときの実験に使われた装置を大西洋を越えて国立標準技術研究所(NIST、米国メリーランド州ゲイサーズバーグ)へと運び、再現実験を行うことにした。このほど10年に及ぶ再現実験の結果が発表されたが(S. Schlamminger et al. Metrologia 63, 025012; 2026)、その値はオリジナルの実験結果とは違っていて、現時点で最良の推定値とも異なっていた。
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翻訳:三枝小夜子
Nature ダイジェスト Vol. 23 No. 7
DOI: 10.1038/ndigest.2026.260720
原文
How big is Big G? Mystery deepens after ten-year effort to measure gravity’s strength- Nature (2026-04-21) | DOI: 10.1038/d41586-026-01284-3
- Elizabeth Gibney
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