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超高輝度超新星がマグネターである新たな証拠

降着円盤に囲まれたマグネターの概念図
降着円盤は、一般相対性理論の効果によって歳差運動をしている。 Credit: Joseph Farah And Curtis Mccully

恒星がその生涯の終わりに到達すると、時には大爆発を起こす。この爆発は超新星爆発と呼ばれ、10億個の太陽よりも明るい。この爆発で、恒星の外層は宇宙に激しく放出され、中心核はつぶれて、中性子星あるいはブラックホールのどちらかの非常に高密度の「コンパクト天体」になる。爆発は当初、急速に明るくなり、その後、排出された層が拡大して冷えるにつれて徐々に暗くなる。天文学者たちはこの20年間、超新星の中でも異常に明るい「超高輝度超新星」のカタログを作成してきた1。しかし、超高輝度超新星の明るさをもたらす余分なエネルギーの源ははっきりしていなかった。ラス・クンブレス天文台(米国カリフォルニア州)のJoseph R. Farahらは、ほぼ連続的に6カ月にわたって世界中の望遠鏡を使って観測された、SN2024afavと呼ばれる超高輝度超新星の観測結果をNature 2026年3月12日号321ページで報告した2。Farahらはこの超新星の明るさの変動を捉え、そしてこの変動は、この超新星がマグネターと呼ばれる、強い磁場を持ち、高速で自転するコンパクト星によってエネルギーを得ていることを示した。

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翻訳:新庄直樹

Nature ダイジェスト Vol. 23 No. 6

DOI: 10.1038/ndigest.2026.260647

原文

Ultra-bright supernova wobbles like a spinning top
  • Nature (2026-03-12) | DOI: 10.1038/d41586-026-00490-3
  • Adam Ingram

参考文献

  1. Richardson, D. et al. Astron. J. 123, 745 (2002).

  2. Farah, J. R. et al. Nature 651, 321–325 (2026).

  3. Gal-Yam, A. Annu. Rev. Astron. Astrophys. 57, 305–333 (2019).

  4. Kasen, D. & Bildsten, L. Astrophys. J. 717, 245–249 (2010).

  5. Hosseinzadeh, G. et al. Astrophys. J. 933, 14–28 (2022).

  6. Lense, J. & Thirring, H. Z. Phys. 19, 156–163 (1918).

  7. Everitt, C. W. F. et al. Phys. Rev. Lett. 106, 221101 (2011).