Editorial
論文撤回データが科学研究の不正を根絶する強力な手段となり得る理由
撤回された論文の数は、過去数年間で増加している。 Credit: Priscila Zambotto/Getty
世界の数多くの大学と研究機関は、研究生産性の高さを重視しており、研究者に対して、論文の出版数を増やし、被引用数が増えるように後押ししている。論文の出版数と被引用数が多くなれば、研究機関における研究の影響力が大きいことを示せるようになり、その国際的なランキングも押し上げられるからだ。全体的に見れば、ほとんどの既発表論文と引用は、科学的記録に対して確実に貢献している。しかし、研究量を増やし、早期に研究成果を得ることを追求すれば、マイナスの結果を生むことがある。ずさんな科学研究、盗用、研究の改ざんや捏造(ねつぞう)が助長される場合があるのだ。
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翻訳:菊川要
Nature ダイジェスト Vol. 22 No. 5
DOI: 10.1038/ndigest.2025.250505
原文
Why retractions data could be a powerful tool for cleaning up science- Nature (2025-02-19) | DOI: 10.1038/d41586-025-00509-1
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