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行動変容によって災害の犠牲を減らすことができる

日本の地震・津波のリスクがとりわけ高い地域でも、揺れが収まればすぐに避難すると答えた人は68%にとどまる。 Credit: Doble-D/iStock/Getty

2025年7月30日、観測史上最大級の地震がロシア東部を襲い、日本と太平洋の広い領域で津波警報が発令された。この地震は、日本が常にこの種の地震の脅威と向き合っていることを改めて想起させる出来事であった。

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翻訳:編集部

Nature ダイジェスト Vol. 22 No. 10

DOI: 10.1038/ndigest.2025.251039

原文

How changes in behaviour can save lives in disasters
  • Nature (2025-08-19) | DOI: 10.1038/d41586-025-02613-8
  • 栗山進一(くりやま・しんいち)
    東北大学災害科学国際研究所(仙台市)所長 兼 教授(災害公衆衛生学)
    E-mail: shinichi.kuriyama.e6@tohoku.ac.jp