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初期の査読の舞台裏

1953年にCrickとWatsonのDNAの構造に関する論文の査読を依頼された化学者のDorothy Hodgkinは、簡潔極まりない査読報告書を書いた。 Credit: Daily Herald Archive/National Science & Media Museum/SSPL via Getty

英国王立協会(ロンドン)は200年近く前からその学術誌に査読を導入しており、大抵の出版社よりも豊富な査読経験を持っている。2024年9月、同協会はそれまで公開していなかった1949年から1954年までの1600点以上の歴史的査読報告書の封印を解き、アーカイブに追加した。これらの査読報告書の中には、有名な論文を評価したものも含まれている。

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翻訳:三枝小夜子

Nature ダイジェスト Vol. 22 No. 1

DOI: 10.1038/ndigest.2025.250111

原文

The early days of peer review: five insights from historical reports
  • Nature (2024-10-15) | DOI: 10.1038/d41586-024-03287-4
  • David Adam

参考文献

  1. Crick, F. H. C. & Watson, J. D. Proc. R. Soc. Lond. A 223, 80–96 (1954).
  2. Turing, A. M. Phil. Trans. R. Soc. Lond. B 237, 37–72 (1952).