News in Focus
研究機関へのサイバー攻撃が多発 その深刻な被害
2023年10月、ドイツのベルリン自然史博物館がサイバー攻撃を受け、博物館で行われていた古生物学、地質学、遺伝学など幅広い分野の研究活動がストップしてしまった。科学者たちは研究に必要なデータやプログラムにアクセスできなくなり、プロジェクトは中断され、学生たちは中ぶらりんの状態になった。2024年6月現在、システムはようやく少しずつ再稼働し始めたところである。
全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。
本サービスでは、サイトご利用時の利便性を向上させるためにCookiesを使用しています。詳しくは、シュプリンガーネイチャー・ジャパン株式会社の「プライバシー規約」をご覧下さい。
翻訳:三枝小夜子
Nature ダイジェスト Vol. 21 No. 9
DOI: 10.1038/ndigest.2024.240916
原文
Cyberattacks are hitting research institutions — with devastating effects- Nature (2024-06-13) | DOI: 10.1038/d41586-024-01711-3
- Diana Kwon
関連記事
リサーチハイライト
2024年12月号
ブラジルの記録的な洪水で露出した化石の救出を急げ
2024年12月号
気候変動に関する人々の考えを変えるには
2024年12月号
音楽業界の気候変動への取り組みに変革を
2024年12月号
科学者が開発した「AIサイエンティスト」の実力は?
2024年12月号
キーワード
Advertisement