Editorial

ハイブリッド勤務は完全対面勤務よりも利点がある—証拠が積み上がってきた

在宅勤務は多くの人にとって新しい標準となっているが、ビジネスにとって最適かどうかは大きな議論となっている。 Credit: Richard Lautens/Toronto Star/Getty

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)は、世界中の人々の生活を一変させた。主にコンピューター関係、マーケティング、経理、財務などの分野で働く高スキル、高収入のオフィスワーカーにとっては、働き方が、突如大きく変化してしまったのだ。そして、数百万人の人々にとって、それまで風変わりな働き方あるいは役得と考えられていた在宅勤務が標準になった。

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翻訳:菊川要

Nature ダイジェスト Vol. 21 No. 9

DOI: 10.1038/ndigest.2024.240905

原文

Hybrid working has benefits over fully in-person working — the evidence mounts
  • Nature (2024-06-12) | DOI: 10.1038/d41586-024-01713-1

参考文献

  1. Yang, L. et al. Nature Hum. Behav. 6, 43–54 (2022).
  2. Lin, Y., Frey, C. B. & Wu, L. Nature 623, 987–991 (2023).
  3. Bloom, N., Han, R. & Liang, J. Nature https://doi.org/10.1038/s41586-024-07500-2 (2024).