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アルツハイマー病の発症を遅らせるまれな変異
早期に認知症を発症する遺伝子変異があるのに発症が遅かった、1人の男性が見いだされた。この男性には、別のまれな変異があり、それが発症を防いでいたことが明らかになった。2023年5月15日に発表されたこの研究結果(F. Lopera et al. Nature Med. 29, 1243–1252; 2023)は、アルツハイマー病の原因をより深く理解するのに役立ち、新しい治療法につながる可能性がある。
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翻訳:古川奈々子
Nature ダイジェスト Vol. 20 No. 8
DOI: 10.1038/ndigest.2023.230811
原文
How one man’s rare Alzheimer’s mutation delayed the onset of disease- Nature (2023-05-15) | DOI: 10.1038/d41586-023-01610-z
- Sara Reardon
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