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タコはこうして足で味わう
タコもイカも、足(付属肢)についている吸盤を使って獲物を捕らえ、それと同時に捕らえた相手の味見をしている。今回、2つの研究から、タコやイカが「触れることによって味わう」仕組みと、これらの動物が生活様式にぴったり合った感覚能力を進化の過程でどのように身に付けてきたかが明らかにされた。2編の論文1,2はそれぞれ、Nature 2023年4月13日号の373ページおよび378ページに掲載された。
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翻訳:古川奈々子
Nature ダイジェスト Vol. 20 No. 7
DOI: 10.1038/ndigest.2023.230716
原文
How octopuses taste with their arms- Nature (2023-07-03) | DOI: 10.1038/d41586-023-01010-3
- Sara Reardon
参考文献
- Allard, C. A. H. et al. Nature https://doi.org/10.1038/s41586-023-05822-1 (2023).
- Kang, G. et al. Nature https://doi.org/10.1038/s41586-023-05808-z (2023).
- Gutnick, T., Zullo, L., Hochner, B. & Kuba, M. J. Curr. Biol. 30, 4322–4327 (2020).
- Graziadei, P. P. C. & Gagne, H. T. J. Morphol. 150, 639–679 (1976).
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