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単細胞で1cm! 既知最大の細菌は構造も複雑
カリブ海に浮かぶある島のマングローブ林で、沈んだ腐りかけの葉に紛れて、糸状の驚くべき生物が見つかった。この単細胞生物は長さ1cmにもなり、既知最大とされていた細菌の50倍もある。チオマルガリータ・マグニフィカ(Thiomargarita magnifica)と命名されたこの細菌は、硫黄を酸化することによって生息している。
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翻訳:小林盛方
Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 9
DOI: 10.1038/ndigest.2022.220917
原文
Largest bacterium ever found is surprisingly complex- Nature (2022-06-23) | DOI: 10.1038/d41586-022-01757-1
- Katharine Sanderson
参考文献
- Volland, J.-M. et al. Science 376, 1453–1458 (2022).