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翼竜類のカラフルな羽毛が意味すること
大きなとさかが印象的なこの動物は、白亜紀の翼竜類トゥパンダクティルス・インペラトル(Tupandactylus imperator)である。翼竜類は中生代の空を支配していた飛行性爬虫類で、恐竜類に近縁だが、両者は三畳紀に分岐した後それぞれ独自の進化を遂げた。一部の恐竜類が有色の羽毛に覆われていたことは今ではよく知られているが、翼竜類に関しては、原始的な羽毛の存在を示唆する証拠が最近見つかったばかりである。ベルギー王立自然科学研究所(ブリュッセル)のAude Cincottaらはこのたび、白亜紀の翼竜類にも有色の羽毛が生えていたことを示す確かな証拠を見いだし、Nature 2022年4月28日号684ページで報告した1。
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翻訳:編集部
Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 7
DOI: 10.1038/ndigest.2022.220710
原文
Fantastic feathers, brain writing — the week in infographics- Nature (2022-04-28) | DOI: 10.1038/d41586-022-01169-1
参考文献
- Cincotta, A. et al. Nature 604, 684–688 (2022).
- Benton, M. J. Nature 604, 630–631 (2022).