News in Focus
脳スキャンに基づく研究結果の多くは信頼性不足
言葉を繰り返して発音しているときに活動する脳領域を、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて撮影した脳画像。 Credit: BSIP/Contributor/Universal Images Group/Getty
2019年、ワシントン大学(米国ミズーリ州セントルイス)の神経科学者Scott Marekは、子どもの発達をテーマとする学術誌に論文を寄稿してほしいと依頼された。それまでの研究から、子どもの脳機能の個人差は知能検査の成績と関連することが示されていたため、この傾向を調べるべく彼は、2000人の子どもたちの脳画像を分析することにした。
全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。
本サービスでは、サイトご利用時の利便性を向上させるためにCookiesを使用しています。詳しくは、シュプリンガーネイチャー・ジャパン株式会社の「プライバシー規約」をご覧下さい。
翻訳:三枝小夜子
Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 6
DOI: 10.1038/ndigest.2022.220609
原文
Can brain scans reveal behaviour? Bombshell study says not yet- Nature (2022-03-17) | DOI: 10.1038/d41586-022-00767-3
- Ewen Callaway