News in Focus

自国の鳥類調査を自分たちの手で ― コロンビア再調査プロジェクト

カケタ県での遠征中、コロンビア再調査プロジェクトチームのメンバーたちと自撮りをする鳥類学者のAndrés Cuervo。 Credit: ANDRÉS M. CUERVO

コロンビアに生息する動植物の種数は、単位面積当たりでは世界のどこよりも多い。その極めて豊かな生物多様性について、20世紀初頭に同国の鳥類調査を行った米国の著名な鳥類学者フランク・チャップマン(Frank Chapman)はかつてこう述べていた。「5年に及ぶ調査の全ての時間を1つの山脈に費やしたとしても、その動物相の全てを明らかにはできなかっただろう」。

全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。

翻訳:小林盛方

Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 4

DOI: 10.1038/ndigest.2022.220425

原文

Landmark Colombian bird study repeated to right colonial-era wrongs
  • Nature (2022-01-11) | DOI: 10.1038/d41586-021-03527-x
  • Luke Taylor