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脊髄刺激は麻痺のある人々の歩行回復を助ける
研究参加者は、下半身が通常脳から受け取る信号を模倣する装置を使用することによって歩けるようになった。 Credit: Jimmy Ravier
下半身が麻痺していた3人の脊髄完全損傷者が、脊髄のニューロンを刺激するインプラント(埋め込み式の装置)のおかげで、歩いたり、泳いだり、自転車のペダルをこいだり、さらにはカヌーをこぐことさえできるようになった。この研究成果は、2022年2月7日にNature Medicine で発表された1。
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翻訳:古川奈々子
Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 4
DOI: 10.1038/ndigest.2022.220413
原文
Stimulating spinal cord helps paralysed people to walk again- Nature (2022-02-08) | DOI: 10.1038/d41586-022-00367-1
- Sara Reardon
参考文献
- Rowald, A. et al. Nature Med. https://doi.org/10.1038/s41591-021-01663-5 (2022).