「千人計画」参加の米国化学者に有罪評決
2021年12月、米国マサチューセッツ州ボストンの裁判所を後にする、ハーバード大学の化学者チャールズ・リーバー。 Credit: PAT GREENHOUSE/THE BOSTON GLOBE VIA GETTY
中国政府の高度人材招致計画「千人計画」への参加に関し、ハーバード大学の化学者でナノテクノロジーの著名な研究者チャールズ・リーバー（Charles Lieber）が、米国の連邦政府機関にうそを述べた疑いで逮捕されてから、2022年1月で2年がたった。2021年12月に裁判が行われ、連邦地方裁判所の陪審団は、虚偽陳述や税の虚偽申告などの罪でリーバーに有罪の評決を下した。量刑は今後、言い渡される。リーバーの裁判とその余波について報告する。
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翻訳：新庄直樹
原文
What Charles Lieber's conviction means for science- Nature (2022-01-18) | DOI: 10.1038/d41586-022-00107-5
- Andrew Silver