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ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、宇宙へ

打ち上げのために折り畳まれた、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の口径6.5mの主鏡。 Credit: NASA/CHRIS GUNN

これまでに建造された宇宙望遠鏡の中で、最も野心的で複雑なものを天文学者たちが計画し始めたとき、Lisa Dangはまだ生まれてもいなかった。それから約30年後の2021年12月、米航空宇宙局(NASA)のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope;JWST)は、ついに宇宙に旅立った。Dangは、この望遠鏡による最初の観測時間の一部を獲得し、望遠鏡が設計された当時にはまだ存在していなかった研究分野のデータを収集しようとしている(2011年1月号「次世代宇宙望遠鏡JWSTへの期待と現実」参照)。

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翻訳:三枝小夜子

Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 2

DOI: 10.1038/ndigest.2022.220226

原文

The $11-billion Webb telescope aims to probe the early Universe
  • Nature (2021-12-09) | DOI: 10.1038/d41586-021-03620-1
  • Alexandra Witze
  • Alexandra Witzeは、米国コロラド州在住の科学ジャーナリスト

参考文献

  1. Oesch, P. A. et al. Astrophys. J. 819, 129 (2016).
  2. Jiang, L. et al. Nature Astron. 5, 256–261 (2021).
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