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米国立点火施設は2021年8月の核融合実験を再現できず

国立点火施設(NIF)の標的室の内部。標的室は直径10mの球形で、その中心に水素の同位体が入った1cmほどの標的が設置される。2009年5月撮影。 Credit: Bloomberg/Contributor/Bloomberg/Getty

世界最大のレーザー核融合実験施設「国立点火施設」(NIF;米国カリフォルニア州リバモア)は、発生エネルギーの飛躍的な新記録を達成した2021年8月の実験の再現を試みていたが、再現はできず、2022年、実験を次の段階に進めることを決めていたことが分かった。

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翻訳:新庄直樹

Nature ダイジェスト Vol. 19 No. 11

DOI: 10.1038/ndigest.2022.221122

原文

Exclusive: Laser-fusion facility heads back to the drawing board
  • Nature (2022-07-22) | DOI: 10.1038/d41586-022-02022-1
  • Jeff Tollefson